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僕の慈悲深き女王様

My gracious queen.

こうなったのは、いつの頃からだろう。

最初はただの幼なじみだった。それが、ゴッコ遊びの延長からか、こんな関係になってしまい……。

「おまえも、ようやく誕生日だな。プレゼントにこれをやろう。貴重な、七日ものだぞ」

そうおっしゃると、まだ温かみの残る柔布を、僕に差し出されたのです。

あぁ……、ありがたき幸せ。僕は、一生、女王様の下僕です。

初出:pixiv(https://www.pixiv.net/artworks/101342865) 2022/9/19

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