第五話 さらに塗り替えられる常識「女子のおまんこに毛が生えた場合 学級会でどうするか決める」そして「教室で毎日オナニーをすること」

  ここまでで、ずいぶんと時間がたっていることに、悠人は気づいていた。

 黒板の上の時計は、すでに本来の学級会の時間を大きく過ぎていることを示している。チャイムはすでに二度鳴っており、休み時間を挟んで、次の授業が始まっているはずだった。

 だが、そんなことはなんの問題にもならない。

 なにも、操れるのはクラスメイトだけに限らない。教師たちもまた、自分のチカラの下にいる。このまま学級会を続けようと、教室の扉が開くことはなく、誰かに中断される心配もなかった。

 そこで悠人は、当初の予定にはなかったことを、この場で決めてしまおうと思い立った。

「ところで……」

 不意に切り出すと、教室にいる全員の顔をゆっくりと見渡す。悠人の視線は、まるで「常識」を塗り替える刷毛のように、一人ひとりの意識へと新たな当たり前を塗り重ねていく。

 そして、その視線を梨枝へと向けた。

「見てのとおり、杉本さんのおま○こには、ボウボウの真っ黒なお毛々……いわゆる、まん毛が生えています」

(まぁ、本当はそこまでボウボウってわけでもないけどね)

 内心で小さくほくそ笑みながら、悠人は梨枝の股間へと手を伸ばす。まだやわらかく、ほとんどカールしていない淡い茂みを、指先でやさしく、まるで愛おしむかのように撫でていく。サラサラとした和毛の心地よい感触が、指先に伝わってくる。

 そして、ちょっとしたイタズラでもするかのように、そのひと房を軽くつまみ、そのまま軽く引っ張る。梨枝のおま○こに、痛いともかゆいともつかない、かすかな刺激が走った。

 梨枝はこれまで以上に激しく悠人を睨み付けてきた。その瞳の奥には、激しい恥辱と怒りが渦巻いている。だが、その瞳はみるみる涙でにじみ、やがてひと筋の涙が頬を伝った。必死に腰を引こうとするが、塗り替えられた「常識」に縛られ、気をつけの姿勢を崩せない。

 そんな梨枝をもてあそぶかのように、悠人は新たな「言いなり」を告げた。

「身体を触りたいと男子に言われたら、女子は断れないことにします」

 教室は、男子たちの賛同の拍手で包まれた。

「これで、決定です。……あっ、杉本さん、この板書はしなくていいよ」

 瞬時に黒板へ向かおうとした梨枝を、悠人は素早く制止した。

「杉本さんと同じように、まん毛が生えている女子が他にもいるかはわかりませんが……この場合、どうするのがいいでしょうか? つまり、きちんと整えたほうがいいのか、それとも自然に任せるのが自然なのか……、いっそのこと、全部きれいに剃るなり抜くなりして、ツルツルのおま○こに戻したほうがいいのか……」

 悠人はあらためて教室をゆっくりと見渡した。そして、学級会の司会らしく口を開く。

「男子のみなさん、意見を出してください」

 今回は、あえて自分一人では決めないことにした。好みは人それぞれだ。きっと、みんなの意見もわかれるだろう。

「えー、どうしたほうがいいかなぁ?」

「そのまんまでいいんじゃね。杉本の毛だって、ツヤツヤしててきれいだと思うし」

「いやぁ、なんか汚く見えない? オレは、生えてないほうがいいと思うけどなぁ」

 梨枝はそんなやりとりを、顔を真っ赤に染めて聞いていた。もはや、男子たちの姿は涙ですっかりかすんでいたが、言葉は容赦なく耳を突き刺す。

「そうだよなぁ……。みるくちゃんや琴莉ちゃんに毛が生えてきて、そのまんまっていうのも、なんかイヤじゃね?」

 その発言に、いつもは温和な熊田が激しく声を荒らげる。

「バカッ、琴莉ちゃんに、こんな汚らしい毛が生えるわけないだろ!」

「いやいや、クマさん、いくらなんでもそれは……。誰だって、いつかは生えてくるだろ……」

 議論は尽きるところがなさそうだ。悠人の予想どおり、男子たちはみな別の考えを持っており、簡単には結論が出そうにもない。

「これでは決まりそうにありませんね……」

 悠人はわざとらしくため息をつくと、当初から決めていた結論を告げた。

「では、女子のまん毛をどうするかは、その女子ごとに、学級会を開いて決めたいと思います。そのままにするのか、お手入れをするのか……それとも剃るなり抜くなりしてしまったほうがいいのか。女子一人ひとりに対して、多数決を取ることにします」

 男子たちからわき起こる大きな拍手。民主的手続きにより、これで決定だった。

 そんな結果に満足した悠人は、自らの指を、梨枝のやわらかい茂みを掻き分けるように奥へと滑り込ませた。すでに濡れ始めた縦筋をゆっくりとなで上げる。そして、尖り始めた小さな突起を、指の腹でゆっくりと円を描くようにイジり始めた。

「ふぅん……っ、んっ……あぁん」

 梨枝は小さく吐息をもらした。身体は正直に反応し、太ももが内側に寄せられ、わずかに内股になる。それでも気をつけの姿勢をなんとか保とうとする。

 いつのまにか、梨枝の表情は、怒りや屈辱以上に、艶っぽい憂いが帯び始めていた。喉の奥からは甘く淫らな響きが、抑えきれずにこぼれ出てくる。

(あれあれ、なんか表情が変わってきたな……。ひょっとしてコイツ、感じてるのか?)

 悠人は内心で面白がりながら、さらに指を動かし続ける。

「知らない人もいるかもしれませんが、おま○こを触られると、女子はものすごく気持ちよくなります。特にクリトリスという部分を刺激すると、身体が熱くなって、自然に甘い声が出てしまったり、腰が勝手に動いてしまったりするんです」

 優等生の学級委員らしい真面目な口調で、悠人はクラス全員にわかりやすく説明した。

「今、杉本さんはちょうどその状態で、いわゆる『感じてしまった』ようです。クリトリスを軽く撫でてあげただけですが、こんなにもかわいらしい声が出てしまいましたね。それに……」

 梨枝の股間から手を離した悠人は、その指先を全員に見えるように掲げた。

「蜜が出てくるんです。ほら、もう指先がヌルヌルです」

 男子たちの視線が、いっせいに悠人の右手へ集まった。教室の照明を受け、濡れた指先がぬらりと光っている。その様子を、興味深そうに見つめていた。

 一方、女子たちの反応は対照的だった。恥ずかしさにうつむく者もいれば、呆然とその光景を見つめる者もいる。そのちがいは、どこか経験の有無を映し出しているようにも見えた。

 そんな教室の様子を満足そうに見渡すと、悠人はさらに話を続けた。

「今はボクがイジっていましたが、自分でイジることをオナニーと言います」

 悠人は手をおろすと、梨枝を正面から見据えた。

「梨枝、ちょっと質問なんだけどさ。正直に答えてね」

 穏やかな声とは裏腹に、その目は楽しげに細められている。

「自分でおま○こをさわって、オナニー……するのかな?」

 梨枝の顔はこれまで以上に赤く染まり、強く唇を噛みしめた。それでも、悠人に「正直に答えてね」と言われてしまった以上は、「言いなり」になるしかない。

「……は、はい……たまに……します……」

 教室が一瞬、水を打ったように静まり返った。だが次の瞬間、男子たちからはどよめきが起こる。

「へぇ、真面目な梨枝でも、そんなことするんだぁ。じゃあさ、どんな風にするの?」

 梨枝の唇がわなわなとふるえる。なんとか言葉を紡ぎ出そうとしつつも、羞恥と屈辱が本能的にそれを妨げる。

「言葉で説明するのは難しいか。それじゃ、ここでやって見せてよ」

 悠人はにこやかに言い放った。

 それでもすぐには動けなかった。だがやがて、梨枝の右手が自らの股間へと伸びていく。指先がけぶるような茂みを掻き分け、濡れそぼった割れ目へと達する。そして、すでに硬く尖ったクリトリスを的確に捉えた。それだけで、告白のとおり、初めてではないことは明らかだ。

 ふるえる指先で、やさしく転がし、ときおり軽く弾く。ヌルヌルとした愛液がさらにあふれ出し、梨枝の動きに合わせて、教室に卑猥な水音が小さく響く。

 死にたいほどに恥ずかしい……。梨枝の心は、激しい恥辱で引き裂かれそうだった。頭は真っ白になり、涙が頬を伝わる。しかし、「男子の言いなりになる」という新たな当たり前のため、指の動きを止められない。

 梨枝は歯を食いしばったまま、必死に声を押し殺そうとしていた。だが、それでも喉の奥から「んっ……、は……っ、あぁん♡」という甘いあえぎがあふれ出る。クリトリスを刺激するたびに、甘い電流が走り抜け、太ももはさらに内側に寄り、ひざがガクガクとふるえる。さらなる刺激を求めるかのように、腰は軽く前後に揺れていた。

 悠人はその様子を落ち着いたように見つめながら、内心で昂揚していた。

(くっく……いい顔だよ、梨枝。真面目なオマエが、みんなの前で自らクリトリスをイジって、あえいでいるなんて……最高の見世物だよ)

 その「見世物」は、男子たちの視線を捉えて放さない。

「すげぇ……オナニーって、こうやるんだ……」

「なんか……すっげえ、エロい顔してねえか、杉本のヤツ」

 そんな男子たちの茶化すかのような言葉が飛び交う中、悠人はにこやかに視線をみるくへと向けた。

「牛島さんは、オナニーをしますか?」

 学級会の司会として、新たに質問をする悠人。その口調は真面目さを漂わせていたが、目は愉しげに輝いていた。

 みるくは羞恥で顔を真っ赤に染めていたが、答えないという選択肢はない。

「は、はい……毎日のように……します……」

 教室にどよめきが広がった。男子人気上位のみるくからの、それは衝撃の告白だった。

「へぇ、毎日するんだ。杉本さんみたいに、おま○こをこするの?」

 その問いに、みるくは軽く首を横に振り、涙目になりながらも言葉を続けた。

「お、お股も……しますけど、どちらかというとおっぱいのほうが……」

「ふーん。じゃあ、詳しく聞かせて。おっぱいで、どんな風にオナニーするの?」

「……ぜ、全体を揉むようにして……特に、乳首をイジるのが……す、好きです……」

 その時にはすでに、男子たちの視線は、みるくの爆乳へと集まっていた。

「みるくちゃんって、おっぱい派なんだ」

「だから、こんなにデカパイなんだよ」

「乳首をイジるって……どんな風にやるの? 見せてよ!」

 男子たちの声が飛び交う中、悠人はやさしい声で追い打ちをかけた。

「じゃあ、みんなの前でやって見せてよ」

 激しい羞恥が、みるくの頭の中をぐちゃぐちゃにかき乱す。それでも、両手をそれぞれの豊満な乳房へとあてがう。最初はゆっくりと、次第に強く、円を描くように揉みしだいていく。

 たわわに実った爆乳が、プルンプルンと重くはずむように揺れ、小さな手のひらにやわらかな肉塊を感じながら、羞恥と快感が入り交じり、みるくは呼吸を乱していく。

「ん……っ」

 耐えきれなくなったように、すでに硬く尖った乳首を親指と人差し指でつまんだ。親指の頭ほどにも肥大した敏感な突起を、丹念に上下左右にこねまわす。ときおり、強く引っ張ったり、押し込んだりするような動きを加えながら。

「あ……っ♡」

 その刺激に、腰が自然と小さくくねり始め、太ももを内側にこすりあわすような動きまで始める。触れてすらいないのに、縦割れの上部で包皮を押し広げて飛び出したクリトリスが、脈打つかのようにうずいているのが、伝わってくるかのようだ。

「ふぅん♡ はぁ……ああんっ♡」

 羞恥が胸を締め付け、頭を真っ白にしながらも、下半身は熱く潤み、甘い痺れが全身を駆け巡っていた。みるくの瞳は潤み、唇を軽く噛みしめながらも、指の動きはますます激しくなっていく。

 悠人はその様子をじっくりと見守りながら、内心で悦に入っていた。

(いいよ、みるくちゃん……その恥ずかしそうな顔と、感じてる声……梨枝とはちがったよさがあるよ)

 男子たちはさらにヒートアップし、熱く貪欲な視線が、みるくのデカパイに注がれていた。

「もっと強くひねってみてよ!」

「声、もっと出して!」

 そんな男子たちの熱狂の中、悠人は琴莉へと目を向けた。

「皆野さんは……さすがに、オナニーはしないかな?」

 悠人の問いに、琴莉は怯えた表情を見せたまま、唇を固く結んでしまう。

「お答えできないのかなぁ、琴莉ちゃん?」

 悠人はふたたび、小さな子どもをあやすような口調になった。やさしく、しかし容赦なく追いつめる。

 やがて、琴莉が蚊の泣くような小さな声で、たどたどしくも答えた。

「り、梨枝ちゃんや……みるくちゃんみたいに……手でイタズラは……し、しません。で、でも……」

「でも?」

「……こ、琴莉……ぜんぜん、知らなかったけど……」

 言葉に詰まり、琴莉の頰が真っ赤に染まる。クラスメイトたちの視線が痛い。深呼吸を一つして、ようやく小さな声で告白した。

「パンツとかズボンの上から……ジャングルジムとか鉄棒でお股をこすると……なんかムズムズするような……気持ちいいような……そんな感じがして、たまに休み時間に……」

 幼さを残した純粋な言葉遣いが、教室に静かな衝撃を走らせた。

「マジかよ……琴莉が?」

「休み時間に、そんなことしてたんだ……」

 男子たちのざわめきが広がる中、「琴莉担」の熊田は、ショックのあまり目を見開いていた。その表情には、「オレの琴莉ちゃんが、まさかそんなことを……」というショックがはっきりと浮かんでいた。

(おやおやぁ、これは予想外だったな。まさか琴莉ちゃんが、おま○こをこすって気持ちよくなってたなんて……まぁ、完全に無自覚だったんだろうけどね)

 悠人は心の中でにんまりする。だが、そんなことはおくびにも出さずに、やさしく続けた。

「へぇ、そうなんだ。琴莉ちゃんは休み時間に、みんなと遊んでいるふりをしながら、こっそりおま○こを鉄棒とかにこすりつけて、気持ちよくなっていたんだね」

 琴莉は無言のまま、それでもはっきりとうなずいた。

「でも、ここには、ジャングルジムも鉄棒もないからなぁ……」

 悠人はわざとらしく考え込むふりをした。だが、頭の中では、またたく間に構想が練り上がる。

「熊田くん、ほうきを持ってきてくれるかな。琴莉ちゃんのために」

 熊田は複雑な表情を浮かべていた。それでも「琴莉ちゃんのため」と言われれば、断るようなことはしない。すぐに掃除道具入れへと向かい、ほうきを持ってきた。

「じゃあね、琴莉ちゃん。このほうきの柄を、ジャングルジムや鉄棒だと思って、やって見せてね」

 琴莉の瞳には、すでに大粒の涙が浮かんでいた。だがそれでも、羞恥やくやしさのためというよりは、小さな子どもが未知の恐怖に怯えているため、という感じがした。

 熊田は、琴莉と目線を合わせるためにしゃがみ込んだ。そして、元気づけるかのようにニッコリと笑うと、やさしくほうきを手渡した。

「ありがとう、クマさん……」

 琴莉は少しはにかむような、ふるえる笑みを返した。小さな手が、ほうきの柄を握りしめる。

 そして琴莉は、ほうきの柄をまたがった。まるで、テレビアニメの魔法少女のまねをするかのような無邪気な格好で、自らの一本筋に押し当てると、ゆっくりと前後に腰を動かし始める。

 みんなが周りで遊ぶ休み時間に、そっと遊具を使って繰り広げていた秘めたるオナニー。琴莉の幼い顔は、だんだん気持ちよさそうにとろけていく。

 だが、ちょっとしたいけない遊びぐらいに思っていた琴莉は、これが「恥ずかしい行為」だと知ってしまった。それも相まってか、下半身からは甘い痺れが広がっていく。無自覚だった頃とは比べものにならない、熱く濃厚な快感が、幼い身体をじわじわと溶かしていく。

 腰の動きは次第に大きくなり、幼い顔がどんどん呆けていく。ほうきの硬い柄がおま○こをこするたび、幼い吐息がもれ、細い太ももが小さくふるえた。

「んっ……あぁんっ……」

 

 それでも、琴莉は柄を握る手を緩めることなく、恥辱にふるえながらも、腰を前後に振り続けていた、その時……。

「はぁ、ああっ……んっ、ああぁぁっっ♡」

 突然、教室に響き渡った甘く激しいあえぎ声に、全ての視線がふたたび梨枝へと集中した。

 その瞬間、梨枝の身体が大きく仰け反り、激しい痙攣に襲われた。細い腰がガクガクと前後にふるえる。

「んっ、はぁあああん……っ♡ い、イクぅぅぅ♡」

 頭の中が真っ白になるほどの快感が、梨枝を飲み込んだ。

 太ももを伝って熱い愛液がとろとろと溢れ落ち、床に小さな水溜まりを作る。涙がボロボロと頰を濡らし、死にたいほどの羞恥が胸を締め付けるのに、唇の端はだらしなく緩み、瞳はとろけて焦点を失っていた。

 死にたいほどの恥ずかしさに身をよじりつつも、女として生まれ持った敏感な身体は、容赦なく快楽の波に翻弄され続ける。

 男子たちの熱く、むさぼるような視線が肌に突き刺さる。息を飲む気配、ざわめき、好奇の眼差し、それら全てが、羞恥をさらに掻き立て、同時に奇妙な興奮を呼び起こしていた。

 日頃は真面目くさった梨枝の顔が、快感に完全に呆けきった「女」の顔になっている。その様子は、クラス男子たちの目に、深く、忘れられないほど焼きついた。

 そして、梨枝が絶頂に達したのとほぼ同時に、乳首を激しくこねまわし続け、たわわな爆乳を大きく波打たせていたみるくも、限界を迎えていた。

 みるくは内ももをぎゅっと寄せ合わせ、身体をくねらせながら甘く高い声を上げた。大きな胸がプルンプルンと激しく揺れ、柔肉の波が止まらない。全身の力が一瞬で抜け落ち、よろめくようになる。

「はぁ……んっ……♡」

 みるくのおま○こからも、熱い秘蜜がとろりとあふれ出し、梨枝ほど大量ではないものの、太ももを伝ってひと筋、ゆっくりと流れ落ちた。

 激しい羞恥が胸を締め付け、頰を真っ赤に染める。死にたいほどの恥ずかしさに涙がにじむのに、身体の芯はまだ甘く痺れたままだった。

 男子たちは、同時に達してしまった二人の姿を、まじまじと見つめていた。

 荒い息遣い、潤んだ瞳、だらしなく緩んだ唇、そして太ももを伝う淫らな雫。教室に充満する甘い匂いと、二人の乱れた姿が、少年たちの欲望を静かに、しかし確実に掻き立てていた。

 琴莉はほうきの柄を跨いだまま、細い太ももをキュッと内側に寄せてしっかりと挟み込んでいた。

 腰を前後にゆっくりと動かし続けているものの、梨枝やみるくのように明確な絶頂にはまだ達していなかった。それでも、幼い頰は真っ赤に染まり、うっとりとしたとろけた表情を浮かべている。

 大きな瞳が潤み、呼吸が荒く乱れ、細い肩が小刻みにふるえていた。唇を軽く半開きにし、ときおり甘い吐息がもれる。ほうきの硬い柄がおま○こをこするたび、腰がビクッと小さく跳ね、ひざがさらに内側に寄っていく。

 心の中では激しい羞恥が渦巻き、涙がまた瞳に浮かんでくる。「こんなの、ダメ……」と頭ではわかっていても、身体は正直に快感をむさぼっていた。

 教室の視線が熱く絡みつき、琴莉の幼い姿をじっくりと味わうように注がれていた。ほうきの柄にまたがり、腰をくねらせるその姿は、ただのいけない遊びなどではなく、明らかに淫らな行為としてみんなの目に映っていた。

「琴莉ちゃん、もういいよ。ありがとう」

 明確な絶頂に達するにはまだ幼すぎるだろうと悟った悠人は、やさしい声で琴莉を制した。そしてゆっくりとクラス全員に視線を移し、穏やかな笑みを浮かべて宣言する。

「これから女子は、教室で毎日オナニーをすることにします。我慢は身体によくないですからね。男子のみんなは、女子が毎日気持ちよくなって、イク様子を、温かく見守ってあげましょう」

 その口調はまるで女子の健康を心から案じているかのように温かく、やさしかった。しかしその内容は、残酷なほど屈辱的だった。

 そんな宣言を背中に受けながらも、エクスタシーの余韻からまだ立ち直れない梨枝は、ふるえる足を必死に動かした。ひざが崩れ落ちそうになるのを耐え、自然な足取りを装って黒板へと向かう。

 内股気味に太ももを擦り合わせ、熱くうずき続けるおま○こから、まだとろとろと愛液が滴り落ちるのを感じながら、それでもふるえる指でチョークを握り、黒板に新たな文字を書き加えた。

『女子のおまんこに毛が生えた場合 学級会でどうするか決める』

『教室で毎日オナニーをすること』

 書き終えると、梨枝はゆっくりと戻ってきた。視線は前を見据えているものの、その表情には、怒りと屈辱、そして羞恥と、なにより快楽の余韻が、微妙に混ざりあっていた。

「それじゃあ、ここで記念撮影をしておきましょう」

 悠人は不意に明るい声でそう言い、にこやかな笑みを浮かべながら続けた。

「今日はなにしろ記念すべき日です。女子が男子の言いなりになる、最初の日ですから。卒業アルバムにも使えるように、ちゃんと残しておかないといけません」

 その言葉に、梨枝は唇を強く噛みしめた。みるくは相変わらず頰を真っ赤に染め、爆乳を小刻みにふるわせている。琴莉は不安げに視線を泳がせ、結局は熊田の顔で止まった。

「スマホを持っている男子は、前に集まって。あっ、持ってなくても大丈夫だよ。あとでプリントして配るから」

 悠人が指示を出すと、男子たちは我先にと集まってきた。実際にスマホを持っていたのは半数ほどだったが、そんなことは関係ない。誰もが目を輝かせ、目の前に並ぶ三人の裸身を食い入るように見つめている。

「じゃあ、三人とも、もう『気をつけ』はいいよ。せっかくだし、記念写真らしい、いいポーズをお願いね」

 三人はゆっくりと気をつけの姿勢を解いた。笑顔など到底浮かべられるはずもなく、ただ恥ずかしさに耐えながら、それでも悠人の「言いなり」になるべく、ぎこちないポーズをとる。

「じゃあ、撮るよー」

 悠人の声とほぼ同時に、熊田の声が重なった。

「琴莉ちゃん、目線ちょうだい! もっとかわいく笑って!」

 その言葉に、琴莉は条件反射のように右手を小さく挙げ、はにかんだ笑顔をクマさんに向けた。

 悠人は軽く苦笑いを浮かべ、仕切り直した。

「今度こそ、撮るよ。はい、チーズ!」

 その瞬間、梨枝の腕が素早く動き、胸の前で交差させて膨らみ始めた乳房を隠した。

 シャッター音が教室に響き渡る。

 悠人は内心で舌打ちをした。これは姿勢を指定しなかった、自分のミスだ。

(ちっ……往生際の悪い奴め。まぁ、いい。これから何枚でも、何回でも撮れるんだからな……今日だけでなく、これから毎日、ね)

 液晶画面に映る三人の姿を見ながら、悠人は静かにほくそ笑んだ。

「もう一回撮ろうぜ、ポーズを変えてさ」

「クマさんだけずるいぞ」

「あっ、みるくちゃん、こっち向いて!」

 男子たちも興奮を隠せない様子で、次々に声を上げる。撮影会は終わる気配など全くなかった。

「なぁ、梨枝。胸を隠すのはなしだぜ」

 悠人が低く告げると、梨枝はゆっくりと腕を解いた。その表情には、くやしさと屈辱がはっきりと浮かんでいた。

 悠人は満足げに口元を緩めた。

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