ディストピア？　それとも……

Dystopia? Or…

地球温暖化が、いつしか「地球熱帯化」と呼ばれるようになった、そんな未来。各国が自国ファーストの傾向を強め、資源が常に枯渇状態になった我が国では、電力を含めた、あらゆるエネルギーが不足となり、その結果、強権的な資源統制が行われることに。その中には、機械類の使用制限も含まれていましたが、それは、一般的な空調機器の使用禁止をも意味していました。ですが、それでは、次代を担う子供たちの健康を害するという問題が起き、その結果、長期化した夏場には「はだか生活」が実施されるようになったのです。

それから、早数十年。かつては「子供は風の子」などと言われていましたが、今では「子供は太陽の子」と鼓舞されるようになりました。そんな、灼熱の中でも元気に過ごしている子供たちの日常を写した、卒業アルバム向けの写真です。

※ 1枚目は汗だくバージョン。2枚目は日焼けのみバージョン。3枚目は日焼けなしバージョンです。