それは無意識のうちの行動だったと思います。私の知的好奇心……、あるいは痴的好奇心がそうさせたのでしょう。私は、無防備にもおっぴろげたままの少女のお股を見つめていたのです。
でも、まゆみちゃんは恥ずかしさを感じていなかったのでしょうか。私が写真を撮っても、何も言いません。
その代わり、不意に「あんっ……」と小さくつぶやくと、目を閉じ、身体を軽く震わせました。
それは、生まれた初めて見る光景でした。私は唾を飲み込むと、黙ってシャッターを押したのです。
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「あの夏の思い出:川遊び(その4)」の続き。
だんだん、小話に無理が出てきたような……。それはそれとして、CGだけでも、楽しんでいただけると嬉しいです。
例によって、フィルム写真風、濡れ肌加工あり、濡れ肌加工なし、の3枚です。
初出:pixiv(https://www.pixiv.net/artworks/100714622) 2022/8/23
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